ビットコインの第1四半期マイナス時の第2四半期パフォーマンス分析

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第1四半期マイナス時の第2四半期パフォーマンス

  • 過去データでは、第1四半期がマイナスだった年は6年あります(2022年、2020年、2018年、2016年、2015年、2014年)
  • これらの年の第2四半期の平均パフォーマンスは +14.72% でした
  • 6年中4年がプラスリターン、2年がマイナスリターンとなっています

春節後の上昇アノマリー崩壊年

  • 春節後の上昇アノマリーが崩れた年(2月または3月がマイナス)は6年あります
  • これらの年の第2四半期平均パフォーマンスは +44.73% と良好

2025年の状況

  • 2025年の第1四半期パフォーマンスは -11.50% と推定されます(1月+9.29%、2月-17.39%、3月-2.3%)
  • 春節後の上昇アノマリーが崩壊している(2月が-17.39%)
  • 2025年は半減期(2024年)の翌年に当たります

特筆すべき点

  • 過去の半減期翌年(2013年、2017年、2021年)では、いずれも第1四半期はプラスでした
  • 2025年は半減期翌年で第1四半期がマイナスという初めてのケースとなります

予測について

過去のデータパターンを基に2025年第2四半期について予測すると:

  1. 単純に第1四半期マイナス年の統計からは:+14.72% の可能性
  2. 春節後上昇アノマリー崩壊年の統計からは:+44.73% の可能性
  3. 半減期関連の統計からは:+52.17% の可能性(ただし半減期年自体のデータであり、翌年ではない点に注意)

ただし、2025年は過去の半減期翌年とは異なるパターン(Q1マイナス)を示しており、前例のないケースであることに留意が必要です。

第1四半期マイナス年の第2四半期パフォーマンス

春節アノマリー崩壊年のQ2パフォーマンス

半減期サイクルごとの四半期パフォーマンス

2025年の分析

特徴

  • 第1四半期パフォーマンス: -11.50%
  • 春節後の上昇アノマリーが崩壊(2月: -17.39%
  • 半減期(2024年)の翌年

過去のデータから見た2025年Q2予測

  • Q1マイナス年のQ2平均: +14.72%
  • 春節アノマリー崩壊年のQ2平均: +44.73%
  • 半減期年でQ1マイナスだった年のQ2平均: +52.17%

過去の半減期翌年の状況

Q1 Q2 Q1マイナス
2013 +535.61% -3.83% いいえ
2017 +11.89% +123.84% いいえ
2021 +103.36% -40.36% いいえ
2025 -11.50% ? はい

注: 過去の半減期翌年で、Q1がマイナスとなった例はなし